木管楽器であるオーボエは、独特な音色が特徴で、哀愁ある音色も軽やかな音色も繊細に奏でる楽器です。
独特な音色のオーボエですが、木でできたボディーの上に金属のキーが施された外観も魅力の一つです。
吹奏楽やオーケストラではソロパートも多く、主役となる楽器でもあり、やりがいのある楽器です。
比較的、演奏者の少ない楽器と言われているため活躍の場が多くあると言えます。肺活量もそれほど必要なく、また珍しい楽器でもあるので、女性や人と違った趣味を始めたいという方にはおすすめの楽器です。
オーボエを始めるには、もちろん準備するものがあります。
今回は、最低限これが揃っていれば練習に困らないというものを紹介したいと思います。
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[ad#codo1]オーボエを始めるために準備するもの
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オーボエは部品の数も多く、さらに熟練の技によって手作業で作られる楽器のため、決して安い価格とは言えません。中古でも購入することはできますが、中古の場合は前の所有者の癖や、初心者には難しい調節が必要となることがあります。
繊細な楽器だからこそ、初心者の方には新品のものを購入することをおすすめします。
[su_service title=”リード” icon=”icon: chain-broken” icon_color=”#f02137″][/su_service]
そして次に、リードです。サックスやクラリネットなどの多くの木管楽器に必要なもので、このリードを振動させることで音が出ます。オーボエの場合は、ダブルリードと言いリードを2枚重ねて使用します。また、リードは消耗品のため定期的な交換が必要となります。
[su_service title=”チューナー” icon=”icon: chain-broken” icon_color=”#f02137″][/su_service]
音程の確認や調節に使用するチューナーも必要です。マウスピースの位置やくわえ方、吹き方、そして気温によっても音が変わりやすいのが管楽器です。正確な音を出すにはこのチューナーは揃えておきたい必須アイテムです。
[su_service title=”手入れ道具” icon=”icon: chain-broken” icon_color=”#f02137″][/su_service]
そして最後に、木管楽器には大事な手入れ道具です。現在では、お手入れセットとして手入れに必要なものをセットにして販売されています。こういったものであれば、必要なものに悩まず購入しやすいかと思います。
楽器の習得は練習あるのみだと思います。オーボエは、他の木管楽器に比べて音が小さいため、どこでも練習することができます。一軒家であれば、隣人の方を気にせずに音を出すことができるかと思います。
公園など外でも存分に音を出して練習することが可能です。それでも音の大きさが気になる、周りの反応が気になるという方は、施設を借りて練習を行うことをおすすめします。
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準備かかる費用とは
これまで、オーボエを始めるにあたって必要なものを紹介しましたが、どれほどの費用が掛かるのでしょうか。
紹介した最低限のものを揃えた場合の費用を説明したいと思います。
楽器の本体
今では格安を謳ったものも売られていますが、こういったものは出ない音があったり、楽器屋で修理ができない場合があります。
初心者の方であれば、安価な方が手を出しやすいかと思いますが、購入したその後を考えて、楽器屋で新品を購入するのが良いと思います。
メーカーやデザインによって価格は異なりますが、最低でも40万円程が相場になると思います。
リード
消耗品でもあるリードは3000円程
チューナー
チューナーは3500円程が相場となっています。
手入れ
手入れには、キーの動きをスムーズにするキーオイルとパーツのつなぎ目の動きをスムーズにするコルクグリス、楽器の中にたまる水分をふき取るスワブ、キーの裏にたまる水分をふき取るクリーニングペーパー、指紋や汗をふき取るクロスが必須となるかと思います。
これらがセットになったものであると3000円程から購入することができます。
これら必要最低限のものすべてを合わせても、41万円程は必要になってきます。
オーボエの魅力
オーボエは世界一難しい木管楽器としてギネスブックに登録されています。その理由の一つに、音程が不安定な楽器と言われていることがあります。
円錐形という構造により、息の通り道が細くなり吹く動作の圧力によって胸が苦しく感じてしまうのです。しかし、これは肺活量が足りないということではなく、息が余っているのです。
[su_service title=”そのため、肺活量が少ない女性でも挑戦しやすく、どんな方でも始めやすい楽器です。” icon=”icon: arrow-right” icon_color=”#f02137″][/su_service]
慣れるまでには、音程が取りづらく難しいかと思います。
しかし、慣れてくると神秘的で美しい音色を出すことができます。さらにオーケストラや吹奏楽などではソロパートが多くありますが、オーボエ奏者は他の楽器奏者に比べ人口が少ないと言われています。そのため、活躍できる場が多くある訳です。
美しい音色を自分で出せるということや他の楽器にはない外観も魅力的ですが、独特な美しい音色を披露する場があるとさらに練習のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
今では、様々な音楽シーンでも活躍している楽器なので、とにかくやりがいのある楽器だと思います。
学生の吹奏楽部での楽器決めの際でもおすすめできる、とても魅力的な楽器です。
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さいごに
ギネスブックに登録されてしまうくらい難しいと言われているオーボエですが、実際の演奏者の方からすると「難しい」という評価が独り歩きしすぎだと言う方もいるようです。
オーボエも、どんな楽器も、練習を重ねて上達するものです。
音程を取ることが難しいと言われる楽器ですが、音程調節が繊細だからこそ魅惑的な音色を出すことができ、またそれにより楽器演奏者にとって大事な音程感覚も鍛えられる機会にもなります。
他の木管楽器と異なる部分も多く上達に時間が掛かってしまうかもしれませんが、その価値は大いにあると思います。音色や外観と、楽器そのものにも魅力的な部分が多くありますが、演奏者としての活躍にも魅力を感じる、そんな楽器です。
練
習のしやすい楽器でもあるので、趣味としても学生の部活としても、どんな方でも挑戦しやすいと思います。誰もがうっとりしてしまう、魅惑的で美しい音色を自分で奏でたいという方には、ぜひ始めてみていただきたいと思います。
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