オーボエの唾?水滴になってしまう原因と対処法とは?





オーボエを演奏している時に、ふと気が付くとタンポに水滴が見られることがあります。これは唾がタンポに溜まってしまったものなのでしょうか。

オーボエは木管楽器で、見ずにはあまり強くないといわれています。

そのため、水滴がたくさんあると楽器の調子が崩れてしまいやすくなるといえます。
そんな状態になってしまった場合、どうしてそのような状態になっているのか気になりますよね。

そこで、水滴がタンポに溜まってしまう原因とその対処法についてもについてもご紹介してみたいと思います。

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目次

唾がタンポに溜まってしまう原因と対処法

部活などでオーボエを演奏しているという場合、夏休みなどに入るとさらに楽器を吹く時間が増えるという場合もあるのではないでしょうか。

そんな時に、オーボエを長く吹いたりしているとタンポに水滴が溜まってきたりします。そんな時は、スワブを使っても10分くらい演奏しているとまた水が溜まっているという状態になっていることもあるかもしれません。

オーボエのキーの辺りに水滴が溜まったり、楽器から水滴が垂れたりすることもあって、何だか音がいつもと違うという場合もあるといえます。穴がふさがっているような状態になったりして、ふるえるような音になったりして、きれいに発音できなくなってしまうと困りますよね。
そんな時、 正確に言うとその水分は唾ではないといわれています。では何かというと、水蒸気なのです。演奏をする時に口から出る息に含まれている水蒸気が空いて気になったもといわれているのです。

オーボエの管内はとても細くなっていて、管の中に息を吹き込むと内部に水蒸気が付着して軽く湿った状態になっているといわれています。そのような状態が繰り返されることで水滴となってタンポに溜まってきたということと考えられているのです。

オーボエの内部に水分が溜まってしまうと、楽器が傷んだりしやすくなりますのでスワブで拭き取ったりしますが、スワブを通してみるだけでは内部の水分を十分に取り除くことができない場合もあるのです。

また、朝一番の時に楽器ケースからオーボエを出してすぐは人肌まで温まっているということはあまりないといわれていて、このような状態になるのを防ぐためには楽器自体を人肌くらいになるまで温めてから演奏をするといいといわれているのです。

そのため、ブ活動等の場合には楽器をケースから取り出したら、まずは室温に馴染ませるためにも、楽譜などの準備をする前にケースから取り出しておくことが大切なのです。そして、人肌に馴染ませ、その後に息を入れるようにするといいといわれています。
楽器を手であたためたりした後、リードを付けずにキーを全部おさえ、ゆっくり息を入れてみましょう。そうすると管内を温めることもできます。外の気温と管内の気温差が大きいと内部で結露状態になってしまいやすくなるため、時間をかけたりしながらゆっくり温めるといいですよね。

また、楽器が汚れていると水滴も貯まりやすくなるといわれたりしています。そのため、普段からこまめにメンテナンスをして、お手入れを丁寧にするということも大切と考えられています。
また、リードのピッチが低いと上げて吹かないといけなくなったりして、きれいに吹けずに疲れやすくなったり、息が上向きになることで、トーンホールなどに水が入りやすくなるといわれています。高い音域を吹く時に肩を上げて拭いてしまったり、顎でリードを潰してしまったりすると音色や響きなども悪くなってしまう上に水のトラブルも起こりやすくなるといわれています。

水滴が溜まりだしてしまうと、紙で水滴を取ったとしても同じ所に水滴が見られやすくなるといわれています。

オーボエを演奏する時には調整をきちんとしておくことも大切な点だといえます。
オーボエは繊細な楽器です。そのため、水滴がタンポに溜まってしまった状態を長く続けることはおすすめではなく、水滴はこまめに拭き取りを行うようにします。そして、水滴が貯まりにくいように、演奏をする前には人肌に温めるようにすると楽器と室温の気温差が小さくなって、水滴が生じにくくなるということなのです。

普段から丁寧にメンテナンスを行い、調整などもしてもらっておくと安心といえます。
そして、オーボエのキーが歪んでいたり、タンポが痛んでいたりする場合早目に修理をしてもらうようにしましょう。

まとめ

オーボエを演奏している際、気が付くとタンポに水滴が見られることがあります。これは楽器を演奏するために息を吹き込んだ際の水蒸気が溜まったものだといわれています。オーボエは木管楽器の一種で、木で作られていますので水には弱いのです。そのため、水滴などが見られたら拭き取りをするようにしましょう。

基本的には拭き取りをしましょう。そして、楽器を使用する前には楽器を温めるようにしておきましょう。また、楽器なども調整してもらったり、タンポに痛みが生じている場合には修理してもらうなどしてよりよい状態で演奏できるようにしておきましょう。

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