オーボエのダモーレとは?音色は?価格は?




音楽や楽器が好きな人も多くおられると思います。
楽器の奏でる音は心にとても響くもので、その楽器の音色を聴いているだけで心がリラックスするかもしれません。

また、その楽器の音色を聴いていると自分もその楽器を演奏したくなってくることもあります。
楽器にもいろいろな種類がありますが、その中でもオーボエも多くの人に使用されている楽器です。

演奏するときにもオーボエは使用されているので、楽器の中でも有名な楽器になります。
オーボエにもいろいろな種類があるため、自分に合ったものを探す必要があります。
今回はオーボエのダモーレについて紹介していきます。

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目次

ダモーレとは?

オーボエには、C管、ハ長調の楽器になります。
それよりも低い楽器であればA管となり、さらに低いものであればF管となります。

オーボエのダモーレであれば、イ長調のA管となります。
ちなみにF管のへ長調はイングリッシュホルンになります。

オーボエのダモーレはオーボエと違ってベルが卵型になっています。
その卵型から独特のこもった音が生まれると思われていますが、それだけで無く、音色に関しては管の内側が広がっており、具合の異なる円すいである点も大きく関係しています。
オーボエのダモーレは普通のオーボエよりもちょっと大き目のサイズになっており、イングリッシュホルンよりも小さくなっています。

オーボエのダモーレの歴史

オーボエのダモーレは、バロック時代と言われる1713年から17年の間にドイツで出現した楽器になります。
音楽家で有名なJ・S・バッハがオーボエのアモーレで数々の有名な曲を残していったことから、音楽家であれば誰もが知っている有名な楽器となりました。

この楽器のために書かれた有名な曲と言えば、ラヴェルの「ボレロ」やR・シュトラウスの「家庭交響曲」などが挙げられます。
また、バロック時代に使用されていたオーボエのダモーレは現代で使用されているものとと違って改良されてはいなかったので、システムも簡素で音域も狭くなっているなどとても不便でした。
現代のものとは音色が独特であると言えます。

1750年ごろにバロック時代が終われば近代の時代になるまで、オーボエのダモーレのために書かれた曲はとても少なくなりました。
時代によってオーボエのダモーレは一時的に使われなくなった楽器となりました。
ただ、今ではオーボエのダモーレも1つの奏でる楽器として多くの人に使用されています。

ちなみに今の時代に使用されているオーボエは、19世紀から20世紀にかけてフランスで開発されたシステムのオーボエになります。
ドイツで発達しているオーボエのダモーレは基本的にウィーンのみでしか使用されていません。

このフランスで発達したオーボエのダモーレとドイツで発達したオーボエのダモーレにも違いがあります。
それはキイのシステムや内径、ダモーレの長さになります。

今多くの場面で使用されているオーボエのダモーレは内径が細くっていますが、ドイツ式のオーボエのダモーレは内径が太くなっています。
オーボエのダモーレにはこのような歴史もあります。

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ダモーレの音色とは

オーボエのファミリーとして数えられるオーボエダモーレですが、普通のオーボエやイングリッシュホルンなどとは違う音色を響かせてくれます。
オーボエがソプラノであれば、イングリッシュホルンはテノールとなり、ダモーレはアルトに位置します。

オーボエのダモーレは愛のオーボエという意味になります。
ベルも丸くなっていて、ダモーレという名前にふさわしく甘く優しい音を奏でてくれます。
オーボエのダモーレも運指はオーボエと共通している部分があります。

奏法も同じであり、オーボエ奏者がそのまま持ちかえて演奏することもあり、オーボエのダモーレのみで演奏する人はほとんどいません。
また、オーボエのダモーレは甘い音色を奏でてくれますが、ダモーレで出る音域はオーボエやイングリッシュホルンで賄えてしまうこともできるため、ダモーレのみで使用する頻度も極めて少ないと言えます。

オーボエダモーレの価格

オーボエのダモーレを購入しようと思えば、最高に良いものであれば160万円ほどの価格となります。
オーボエの価格は高めに設定されているので、価格は安い値段となりません。
オーボエのダモーレを安く購入しようと思うとネット通販でも購入できますが、良いダモーレであれば100万円以上の価格となります。

まとめ

オーボエのダモーレは普通のオーボエやイングリッシュホルンとは違う甘い音色を奏でることができます。
オーボエのダモーレで演奏するのも、とても味のある演奏となるので、ダモーレを使用して音楽を奏でることもおすすめできます。

オーボエのダモーレを演奏するならば、自己流で演奏するのも良いですが、音楽教室で教えてもらって練習した方が進歩も早いです。
変な癖などを付けることも無いはずなので、、音楽教室でオーボエのダモーレを練習するようにしてください。




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